運営団体について

 

 毎年4月第二日曜日に多摩市の「拓魂公苑」で「拓魂祭」が開かれてきましたが、関係者の高齢化に加えて、2020年春からの新型コロナ感染拡大のため参集者が激減し、慰霊の営みと記憶の風化が懸念されてきました。他方、新たに「拓魂公苑」や「満蒙開拓」を知り、もっと歴史を知りたいとの声が地元の多摩地区や若い世代からも出始めてきています。

 そこで、今年4月10日に「拓魂公苑」に集い、その後に開かれた“「満蒙開拓」を考える集い”(於:関戸一ノ宮コミュニティセンター)に参加した有志らで、「満蒙開拓」「拓魂公苑」をテーマにして、ゆるやかに連絡を取り合うつながりをつくりたいと考え、継続的な連絡会を設けることにしました。

 コロナの時代に入り、リモートで遠方の方々とも語り合う方法も普及してきました。それらも活用して、とりあえず、以下のような活動とつながりを想定していますが、ぜひご参加いただきたく、呼びかける次第です。ご提案やご意見もお待ちしています。

 

 

「満蒙開拓」「拓魂公苑」を考える連絡会申し合わせ

 

1.名称:本会は“「満蒙開拓」「拓魂公苑」を考える連絡会”(略称=“「満蒙開拓」を考える連絡会”)と称する。

2.目的:本会は、1932年から1945年に国策として行われた「満蒙開拓」の歴史を知り、関係する内外の犠牲者を悼み、開拓団・青少年義勇軍などの犠牲者慰霊施設「拓魂公苑」(東京都多摩市連光寺3-19-1)について考えることを目的とする。

3.会員:本会の趣旨に賛同する者を会員とする。

4.活動:本会の目的に即した勉強会や講座、シンポジウムなどの開催、追悼事業の支援などを行う。活動の内容などは、世話人らを中心に相談して決めるものとする。

5.役員:本会の役員として、世話人(連絡担当、企画調整、広報、会計など)を必要に応じ

   て置く。

6.会計:当面会費は徴収せず、必要に応じて寄付金や参加費をそのつど徴収する。

7.連絡:ホームページやメーリングリストで連絡や発信を行うものとし、当面の連絡先を以下とする。

   090-2166-8611 (竹内)、 090-6197-3139 (阿部)、 080-5079-5461 (有光)

  *参加希望者は、上記のいずれかにご連絡ください。

8.設立:本会は2022年4月10日に開かれた“「満蒙開拓」を考える集い”で、呼びかけられ、設立された。