私たちは、毎年4月に多摩市の「拓魂公苑」で開かれてきた追悼・慰霊の集いに近年参加・協力する中で、「満蒙開拓」の歴史をもっと知り、犠牲者の追悼・慰霊のあり方についても深く考えたいという思いを深くし、勉強会や研究会・講座などを重ねてきました。残念ながら、当事者・関係者の高齢化で、関心が徐々に薄れていく中で、直接「満蒙開拓」と関係がなくても、日本の市民としてこの歴史に真摯に向き合い、教訓を学ぶことが大切ではないかと考えています。そこで、「拓魂公苑」「拓魂祭」だけにこだわらず、広く「満蒙開拓」とその犠牲者らについて知り、学び、21世紀にふさわしい追悼のあり方も考えるゆるやかなネットワークに、関心を寄せる新しい方々も迎えて、脱皮していくべきでないかと考えました。戦後80年に向けて、新しいリモート・ツールなども活用しながら、ゆるやかなネットワークを広げていきたいと願っています。